今回は人間が行うシャッフルについてです。

当然、人間のシャッフルは完璧じゃありません。
完璧に近づけようとすると、イッシーが昔やっていたように乱数表を使ってシャッフルするしかないです。でも積み込みっぽく見えてしまうので、最近のプレイ環境ではやりづらい。

次善としては、リフルシャッフルやファローシャッフル(以降、2つあわせてリフルと略します)があります。事実上、マジックのシャッフルは、これらでやるしかないですね。

リフルは、一回シャッフルすると、各カードの間にカードが挟まっていきます。
結果、シャッフルする毎に、カード間の距離が1→3→7→15→31と、
だいたい倍々になっていきます。

6回すると、距離が63。つまり一回りして戻ってきます。
完璧なリフルだと本当に元の状態に戻ってしまうのですが、
普通の人がやるとそうはなりません。

・・・6回でひとまわりなら、もう半分くらいシャッフルすると良い感じなんじゃね?

ということで、9回以上のリフルを目安にしてイッシーはシャッフルしてきました。

実はこれ、数学的に正しかったんですね。

http://blog.livedoor.jp/thmt/archives/51833378.html

上記は、よくまとまっているのですが、さらに要約すると、
・トランプ(や60枚デッキ)のリフルは7回以上しないとダメ。7回目から急激にまざる。
・一般に、シャッフルするカードの枚数=2のx乗の場合、xの1.5倍の回数以上のシャッフルが推奨。(ただし、カード枚数が少ない場合は、より少ない)


つまり、自分のデッキはちゃんと7回以上シャッフルする。
相手が3回しかリフルをしていなかったら+4回以上リフルしとけ、ってことです。

・・・よーし理論武装できたぞ。
   え、ごたくはいいから、ファローシャッフルの練習しとけって?
   ですよねぇ。

コメント

nophoto
てるぞう
2012年11月9日15:15

自分のサイドボードしながら、相手のシャッフル回数をチェックするのは慣れないと少し骨だな。かつ、自分でリフルを6回以上しないといけない訳ですな。

イッシー
2012年11月13日0:20

数えるのが面倒な場合は、6回シャッフルすれば良いんじゃないかと思います。
ゲーム中なら、相手のリフルの回数を数えれば、少し時間を節約できますね。