Re.さんがマナカーブ理論の話をあげていたので、触発されました。
マナカーブ理論って何?って人はそっちを見るよーに。
http://58714.diarynote.jp/200608181740440000/

60枚のデッキで、愚直に1ターン目から4ターン目まで順番に重いカードを使うように期待値をとると、以下のようになります。

1マナのカード:9枚
2マナのカード:8枚
3マナのカード:7枚
4マナのカード:6枚
土地 :24枚

このままだと6枚カードが足りないので、0マナのカードを6枚足します。

0マナのカード:6枚
1マナのカード:9枚
2マナのカード:8枚
3マナのカード:7枚
4マナのカード:6枚
土地 :24枚

これが先攻4ターン目で0〜4マナのカードを1枚ずつ使う期待値を満たしたデッキです。ちなみに激弱だと思われます。

ところで、上記のデッキにはちょっとした問題があります。4ターン目の時点では手札が使い切れません。4ターン目時点で、1〜3マナのカードのどれかを、もう1枚、余分にひいてしまいます。

上記のデッキに限らず大抵のデッキで、そういった問題は大なり小なり発生します。では、そういった場合は、どうするのか?

無視します。

他の人はどうだか知りませんが、イッシーはそうしてきました。ですが、今日のイッシーは違います。回避できないか考えてみました。そうしたら、その問題についても、解決が出来ているパターンが思いつきました。

それが、これです。

1マナのカード:18枚
2マナのカード:12枚
3マナのカード:6枚
土地 :24枚

期待値通りにカードが引ければ、4ターン目にぴったりカードが使い切れます。すなわち、4ターン目時点で最強。ということは、4ターン目以降は最弱。

つまり、ムリ。

でも、形としてはきれいですよね。思わず、ZooにGiant Growthをぶちこみたくなります。なんといいますか、マナ域が、こう、女性的にゆるやかにカーブしてて、ね。・・・。

んんん?

ゆるやかっていうか、ゆるやかすぎっていうか、全然まったくカーブしていないぞ!どのへんが女性的やねん!

そう。

マナカーブ理論にしたがってデッキを作っても、デッキのマナ域はカーブしません。たいがい直線的になります。

そういった意味で、マナカーブ理論は嘘です。でたらめです。カーブといっておきながら剛速球。ひどいまやかしです。

でもその辺は、理論と現実のギャップを表しているようにも思えるので、実はcoolなネーミングなのかもしれませんね。

というわけで、coolな理論に従って、みんなはZooに巨大化を入れて頑張ること。間違ってもイゼットロンとか使っちゃダメだぞ!

てな感じでオープン予選はおねがいします。

コメント

RE.
RE.
2006年8月23日8:19

0マナのカードを追加するプランには笑った。普通5ターン目まで見て4マナのカード足すだろw
2つ目のマナカーブは《不毛の大地/Wasteland》とか《リシャーダの港/Rishadan Port》があれば最強になりうるプランだよねー